Last Updated…15.09.24
舞台は、『人形姫』の伝説が残る王国、剣と魔法の冒険とは縁薄いとある平和な街。
魔法と機械いじりとでお客さまの望みに応える職人、『機工師』の見習いとして修行を始めたラグの師匠は、天才との呼び声も高い、若き親方。
彼、兄弟子や居候たち、そしてお客さまと一緒に泣いたり、笑ったり……。
そんな日々を書き留めた物語です。
第0話 むかしむかし
裏・鳴らずの箱 1
裏・夕焼けと朝焼け 前編 後編
※「裏・夕焼けと朝焼け」にはPG12程度の流血・残酷な行為の描写があります。
第4話 三羽の鳥 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12
ネタバレがあるので、「初仕事」読了後推奨。カヤナ視点。
サイト8周年企画、みどり×幽か・飛行。
16歳、女。フィスタ工房の新入りで、弟子2号。
小さい頃から一途に機工師に憧れ、独学で勉強を重ねてきた。
魔法の扱いに長けたところを認められて、奨学生としてフィスタの元にやってくる。
18歳、男。フィスタの弟子1号。工房開店当初から住み込んでいる機工師見習い。
魔法はやや苦手だが機械工学の面で類い希なセンスを発揮、師匠を立派に助けている。
24歳。気鋭の職人にして若き店主。穏やか、少々天然、たまに腹黒だが、仕事に対しては常に真摯。
腕は確かだが商売っ気がまるでないため、あまり儲かってはいないらしい。
フィスタ工房の看板娘。美しい容姿に優しい心、魅力にあふれる女性。歳は秘密。
弟子二人(と、生活力ゼロの職人)を抱える工房を影でしっかりと支えている。
フィスタ工房のマスコット。ひょんなことから工房に居候することになる。
耳や瞳などには国内ではかなり少なくなった亜人種の特徴が色濃く表れている。